
保内植木組が参加した桜の苗木の植樹=3月30日、石川県能登町(齊藤巧さん提供)
能登半島地震で被災した人々を元気づけようと、新潟県三条市伝統の六角巻凧(いか)が石川県能登町で揚がった。凧には能登の高校生が書道作品で思いを表現、復旧へ向け心を一つにした。被災地での植樹行事に合わせた実施で、三条の植木職人による植樹も行われた。
凧揚げは被災地支援団体「LOVE FOR NIPPON」(東京)と三条凧(いか)協会が共同で開催。能登町の能登高校グラウンドで3月30日に「能登 夢の大凧あげ」として実施した。
能登高校書道部の生徒5人に、十数人の卒業生も加わり、高さ2メートルほどある凧にそれぞれ「笑顔の輪 広がれ」「“有難(ありがと)う”感謝を忘れない」「自分らしく」などと書いた。...
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