
一般にも公開された「長岡学」の初回講義=4月9日、長岡市のミライエ長岡
新潟県長岡市の歴史や自然、産業などを学ぶ長岡造形大の教養科目「長岡学」の公開授業が4月9日、長岡市大手通2のミライエ長岡で始まった。長岡の魅力を市民に再発見してもらうのが狙いで、7月までに15回の講義を行う。
長岡学は、市内の4大学1高専に通う学生に、長岡の魅力を伝えようと、単位互換科目として2023年度に始まった。24年度は一般にも公開する。大学教授や行政など各分野の専門家が講義し、造形大生の約150人はオンラインで聴講する。
初回は、造形大・建築・環境デザイン学科の渡邉誠介教授(60)が「長岡の誕生と現在」をテーマに講義し、一般市民は約40人が受講した。渡邉教授は長岡藩や戊辰戦争の歴史を...
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