
チューリップが見頃となっている五泉市の畑=4月19日、五泉市一本杉
新潟県五泉市一本杉の畑で、市特産のチューリップが見頃の最終盤を迎えている。4月19日は、オレンジやピンク、赤など色とりどりの花が開き、訪れた人たちは写真や動画の撮影を楽しんでいた。
五泉市は県内有数のチューリップの産地。特に一本杉を含む巣本地区は阿賀野川と早出川に挟まれた場所にあり、砂地の土壌がチューリップ栽培に適しているという。
約3ヘクタールの畑に約150万本が育てられており、多くの人に花を楽しんでもらおうと毎年公開されている。市農林課によると2024年は23年に比べて開花が遅れたが、4月に入って暖かい気候となって開花が進み、一部の花はすでに摘み取りが始まった。
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