3回、適時二塁打を放つ小池智也=エコスタ(写真映像部・大橋奎介)
3回、適時二塁打を放つ小池智也=エコスタ(写真映像部・大橋奎介)
先発の能登嵩都=エコスタ

 [新潟1-9西武]「やっと出た」。欲しかった長打が生まれ安堵(あんど)した。新潟3年目のパワーヒッター、小池智也が今季初の二塁打を放ち、試合を振り出しに戻す意地を見せた。「芯で捉えられて、良い方向に飛んでくれた。うれしかった」と頬を緩めた。

 1点を追う三回2死二塁の2打席目。1打席目は得点機で内野ゴロだったが、感触は悪くなかった。良いイメージのまま打席に立ち、外角の変化球を芯で捉えた。「伸びてくれるかな」。期待通り、打球は右中間に落ちた。

 今季21本目のヒットでようやく二塁を踏んだ。チーム2本目の本塁打も期待されるが、「狙ってたら、絶対にフォームを崩す」ときっぱり。これからも力まずにバットを...

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