
小倉宗さんの大賞作品「妖怪ぱくばく」
新潟県湯沢町ゆかりの童画家、故川上四郎の功績をたたえて開かれる「第28回越後湯沢全国童画展」(湯沢町など主催)の入賞、入選作が決まった。最高賞の大賞には岐阜県の小倉宗さん(64)の「妖怪ぱくばく」が選ばれた。4月27日から湯沢町湯沢の町公民館で作品が展示される。
2024年は県内外から219点の応募があり、大賞の「妖怪ぱくばく」は子どもたちの心の中にうごめく怖い夢をどんどん食べて退治してくれる妖怪を描いた。審査員を務めた現代童画会の小松修常任委員(75)は大賞作品について「真ん中に妖怪をインパクト強く配し、表現方法も多種工夫して秀逸だ」と評価した。
小倉さんは「大賞を受賞できて大変うれしい。...
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