寄贈された錦鯉を放流する新潟大の学生ら=新潟市西区山田
寄贈された錦鯉を放流する新潟大の学生ら=新潟市西区山田

 新潟県発祥で「泳ぐ宝石」として国内外で人気を誇る錦鯉に親しんでもらおうと、新潟県長岡市錦鯉養殖組合が新潟ふるさと村(新潟市西区)に135匹を寄贈した。池への放流セレモニーには新潟大学(新潟市西区)で錦鯉の研究をしている学生や留学生8人が参加し、鯉を優しく放った。

 寄贈したのは「紅白」「大正三色」など定番種のほか、鱗のない「ドイツ鯉」や光沢の強い「孔雀」など15品種ほどで、体長50センチ前後の鯉。

 ふるさと村には昨年、約200匹の錦鯉がいたが、猛暑や鳥の被害で半減した。ふるさと村が長岡市に相談したところ、組合が寄贈を申し出たといい、4月24日に放流した。

 組合理事長の田中誠さん(60)は「いま...

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