
「ガ島・ビルマ方面戦没者慰霊碑」を清掃する保存会の会員ら=5月1日、長岡市西片貝町
太平洋戦争の激戦地だったソロモン諸島・ガダルカナル島とビルマ(現ミャンマー)方面で戦死した新潟県人の遺族らが5月1日、新潟県長岡市西片貝町の「ガ島・ビルマ方面戦没者慰霊碑」と周辺を清掃した。参拝者が多くなる連休を前に、参道や慰霊碑周辺を掃除し、戦没者に思いをはせた。
慰霊碑は百間堤霊園の近くにあり、4224人の名前が刻まれている。ガ島・ビルマ方面戦没者慰霊碑保存会が毎年清掃している。会員のほか全国ソロモン会などが参加し、計14人が慰霊碑の台座を磨いたり、参道の落ち葉を集めたりした。清掃後は全員で慰霊碑に手を合わせた。
全国ソロモン会から参加した魚沼市の女性(24)は祖父の兄がガダルカナル島で...
残り149文字(全文:449文字)