横浜M戦に向けて調整するDFトーマス・デン(中央)=聖籠町
横浜M戦に向けて調整するDFトーマス・デン(中央)=聖籠町

 J1アルビレックス新潟は第14節の5月15日午後7時から、デンカビッグスワンで13位横浜Mと対戦する。直近4試合で白星がなく、順位も16位と低迷しているが、副主将のMF秋山裕紀は「勝利が自信を取り戻す一番のきっかけになる」とみる。

 新潟は前節浦和戦で4失点をするなど直近4試合の失点が11を数え、守備の立て直しが急務だ。攻撃は2試合連続で2ゴールを挙げているが、相手を追いかける展開だった。今節は先制するため、ゴール前に人数をかけるタイミングなどについて「チーム全体で意思疎通したい」と秋山は語る。

 浦和戦でMF長谷川元希が負傷するなど離脱者は多いが、松橋力蔵監督は「嘆いても仕方ない。いるメンバーで良いものをどんどん出していく方が大事」と強調する。

 横浜Mは、昨季J1得点王のFWアンデルソンロペスらが攻撃の核を担う強敵だが、「総力戦で勝ち点3を取りにいく」と秋山。「自分たちがもう一度上位に上がっていく姿勢をピッチで表現したい」と力を込めた。

◆DFトーマス・デン、堅守で悪い流れ「打ち破る」 話し合いで守備連係入念に

 直近4試合で...

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