
2試合連続で先発出場を狙うMF奥村仁=聖籠町
J1アルビレックス新潟は第15節の5月19日午後4時から、レモンガススタジアム平塚で湘南と対戦する。J2降格圏にいる18位湘南と、15位新潟との勝ち点差は5。順位を上げていくためにも、ここでリーグ戦今季初の連勝をつかみたい。
新潟は前節、横浜Mを3-1で下し、5試合ぶりに白星を挙げた。先制点を許したが粘り強く戦い、後半に逆転の流れを引き寄せた。松橋力蔵監督は「自信の持てる試合になったが、ああいう戦いを常にしないといけない」と継続を誓う。
一方、チームは第11節広島戦以降、MF宮本英治やMF高木善朗ら負傷者が相次ぐ。横浜M戦も、DF長谷川巧とDF舞行龍ジェームズが負傷交代。それ以外にも離脱者は多く、18日の前日練習もメンバーは限られた。台所事情は厳しいが、指揮官は「いるメンバーでベストを尽くす。できる限りの準備をするだけ」と言い切る。
攻守のハードワークが特長の湘南に対し、横浜M戦で1得点1アシストのFW鈴木孝司は「守備から入るのでなく、自分たちからゴールに襲いかかりたい」と話す。目の前の相手を倒すことだけに注力し、「総力戦で勝ち点を積み上げていく」と強調した。
◆サポーターの心つかんだ新人MF奥村仁「スタメン奪い取る」

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