
第2戦も必勝を誓うFW谷口海斗=聖籠町
J1アルビレックス新潟は6月9日午後6時から、トランスコスモススタジアム長崎でYBCルヴァン・カップのプレーオフ第2戦を行い、J2長崎と対戦する。引き分け以上で8強入りが決まるが、松橋力蔵監督は「ドロー狙いは全くない。最初から攻撃的にいく」と言い切る。
6月5日の第1戦は試合前の登録ミスで、出場予定だったGK阿部航斗がピッチに立てないアクシデントが発生。「(動揺が)全くないかと言えば、うそになる」と指揮官。それでも一丸で乗り越え、逆転勝利をつかんだ。
第2戦は、勝つしかない長崎の猛攻が想定されるが、FW鈴木孝司は「守りに入らず、ゴールに向かいたい。考え方がバラバラだと試合が難しくなる」と話す。後手に回らないように全員で意思統一を図り、多彩な攻撃を仕掛けたい。
6月8日は、新潟からクラブ・ブルージュ(ベルギー1部)へ移籍した本間至恩がクラブハウスに姿を見せた。負傷していたMF長谷川元希らも前日練習の一部メニューに合流し、活気づく。鈴木は「今はまだ出られない選手も多いが、勝ち進めば試合数は増える」と、仲間と1試合でも多く戦うためにも必勝を誓った。
◆左サイドハーフ起用続くFW谷口海斗「ゴール奪取が大前提」
2試合の戦績で...
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