
新潟地裁
新潟県小千谷市の無職男性=当時(58)=が自宅で殴られるなどして死亡した事件で、傷害致死の罪に問われた長男の会社員(37)=小千谷市=の裁判員裁判の初公判が6月10日、新潟地裁(小林謙介裁判長)であった。被告は起訴内容を認めた。
起訴状によると、被告は2023年8月25日深夜から26日未明までの間、男性宅で頭や顔、胸などを何度も殴るなどの暴行を加え、多発肋(ろっ)骨(こつ)骨折による呼吸不全で死亡させたとしている。
検察側は冒頭陳述で、事件当日に、男性が被告のおいを無断で川に連れて行く出来事があったと説明。被告は勤務先の暑気払い後に男性宅に行き「約4時間にわたって拳や突っ張り棒などで殴り、仮...
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