
全面オープンから10周年を迎えるいくとぴあ食花。さまざまな花を観賞できる「キラキラガーデン」を中心に、多くの人でにぎわう=新潟市中央区清五郎
新潟市の食や花をPRする複合施設「いくとぴあ食花」(新潟市中央区清五郎)が6月21日、全面オープンから10年の節目を迎える。イベントを切れ目なく実施し、来場者数が順調に推移する一方、新潟市外、新潟県外客が少ない課題もある。PRの強化や新企画で、さらなる集客を目指す考えだ。
天候に恵まれた6月上旬の週末。いくとぴあでは多くの家族連れらが花の観賞や、地元産農産物の買い物を楽しんでいた。
「きれいな花がたくさんあり、子どもが安心して遊べる場所もある。直売所で地元の食材を買えるのもいい」。子ども2人と訪れた新潟市西区の会社員(35)は笑顔で話した。
いくとぴあは、新潟市が食と花のPRや農業振興を目的...
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