
古巣札幌との対戦に向けて調整するDF堀米悠斗=札幌市
サッカーJ1アルビレックス新潟は第21節の6月29日午後2時から、札幌ドームで20位の札幌と対戦する。新潟はリーグ戦3試合連続ドロー。6月以降の公式戦無敗は続くが、最下位相手に勝ち点3をつかみたい。
前節の広島戦から中2日でアウェー戦が続く過酷な日程。6月28日の練習は札幌市内で軽いメニューをこなし、選手の回復を優先させた。広島戦で負傷したFW鈴木孝司は札幌遠征に帯同せず、けが人続出の苦しい台所事情は変わらない。
最下位の札幌はリーグ戦6連敗中。主力が相次いで負傷し、厳しい状況が続く。松橋力蔵監督は「順位で見たら駄目だとミーティングで伝えている。気を緩めれば、必ずやられる」と警戒を怠らない。
札幌はハイプレスを得意としている。1対1の攻防で負けないことが勝利につながる。
前節の広島戦で、1カ月半ぶりに出場したFW小野裕二は「帰ってきた僕とかが、もっとチームを上に連れて行けるようにしないといけない」と勝利を誓った。
◆7年ぶりの対戦、堀米悠斗「すごく楽しみ」北の大地で役目きっちりと
主将のDF堀米悠斗は北海道出身で、札幌は...
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