生誕１００年を記念して開かれる山下清の作品展＝６月２８日、長岡市千秋３
日本や世界の各地を旅して絵を描いた山下清の作品展「生誕１００年 山下清展－百年目の大回想」が、６月２９日から新潟県長岡市千秋３の県立近代美術館で開かれる。代表作の「長岡の花火」をはじめ、緻密に描写された貼り絵や水彩画、ペン画など約１９０点が並ぶ。
新潟日報社などが主催。生誕１００年だった２０２２年から全国を巡回している。「長岡の花火」は、山下が長岡を訪れ花火を見た１年後、記憶を頼りに制作した。水面に映る光や観客一人一人を細かくちぎった紙で表している。ほかに、旅先で心に残った富士山や欧州の街並みの作品もある。
６月２８日は開場式と内覧会が開かれ、関係者約８０人が参加した。山下清のおいの山下浩さ...
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