
大糸線臨時バスに乗り込む外国人客ら=6月末、糸魚川駅アルプス口
北陸新幹線の敦賀延伸を受け、JR大糸線の糸魚川(新潟県糸魚川市)-白馬(長野県白馬村)を結ぶ臨時増便バスの運行が始まり1カ月が過ぎた。大糸線活性化協議会(事務局・糸魚川市)などが、糸魚川駅での新幹線と大糸線の接続を改善し利用促進につなげる取り組み。夏休みシーズン前でもあり、平日は乗客が数人の便もある。今後、大糸線に関連したイベントや企画も並行して実施し、優遇チケットや旅行商品も販売して誘客を進める。まずは夏季にどれだけ浸透できるか注目される。(糸魚川支局長・鈴木啓弘)
6月下旬の平日、糸魚川駅アルプス口。正午前に白馬駅に向かうバスには、外国人らを含め9人が乗車した。都内から新幹線で糸魚川駅に...
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