新潟県庁
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 新潟県は7月12日までに、2023年度のダイオキシン類の環境調査結果をまとめた。年間平均で上越市の古城橋(保倉川)が1リットル当たり1・9ピコグラムとなるなど、計5地点の河川などで環境基準値(1リットル当たり1ピコグラム以下)を超えた。環境対策課によると、健康被害は確認されていない。

 国土交通省北陸地方整備局、新潟県、新潟市が大気、公共用水域(河川や湖沼)の水質と底の泥、土壌、地下水の延べ72地点を調べた。

 基準を超えたのはいずれも公共用水域の水質で、他に上越市の稲田橋(関川)と新潟市北区の潟口橋(福島潟)で1リットル当たり1・5ピコグラム、新潟市北区の大正橋(新井郷川)と上越市の直江津橋(...

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