実物大の千石船を屋外展示する「千石船 白山丸まつり」が7月14日、新潟県佐渡市宿根木の佐渡国小木民俗博物館で7年ぶりに開かれた。「佐渡島(さど)の金山「相川鶴子金銀山」と「西三川砂金山」の二つの鉱山遺跡で構成。17世紀には世界最大級の金の産出量を誇った。金の採取から精錬までを手工業で行っていた時代の遺構が残っているのは、世界的に例が少ないとされる。」の世界文化遺産登録を願い、約160畳分の大きな白帆をはためかせた。
江戸時代の船の設計図を基に、地元団体が「白山丸」として1998年に建造。まつりの時だけ帆を張っていたが、2018年から中止されていた。近隣の小木町が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定...
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