帝京長岡-北越 今大会初登板で完封した、帝京長岡の主戦茨木佑太=エコスタ(写真映像部・菊池雪那)
帝京長岡-北越 今大会初登板で完封した、帝京長岡の主戦茨木佑太=エコスタ(写真映像部・菊池雪那)
帝京長岡-北越 1回帝京長岡2死三塁、茨木佑太が適時打を放ち1-0=エコスタ
帝京長岡-北越 8回表のピンチを切り抜けた、帝京長岡の先発・茨木佑太(右)と捕手の有馬凛空(左)=エコスタ
帝京長岡-北越 1回帝京長岡2死三塁、茨木佑太のタイムリーで渡邉侑耶が先制のホームイン=エコスタ
帝京長岡-北越 北越の先発・渡邉樹希=エコスタ
帝京長岡-北越 1回裏、先制点を許した後でマウンドに集まる北越の選手たち=エコスタ

 [帝京長岡1-0北越]付け入る隙を与えなかった。帝京長岡の主戦茨木佑太が、2安打9奪三振の完封でチームを準決勝へ導いた。今大会初登板にも「特に変わったことはなく、良い感覚で投げられた」。

 平常心を貫いた。初回は直球が浮き、2連続で四球を出した。「力を抜いて、8割くらいの感覚で」と切り替え連続三振。抜群の修正力を見せた。

 大会前から先発登板は準々決勝と決まっていた。主砲としてチームを支えながら、この日に照準を合わせてきた。自己最速タイの144キロをマーク。「しっかり準備したので出てもおかしくない」とクールに振り返った。

 打撃では初回に詰まりながらも適時打を放ち、この1点を守り切った。

 初優勝ま...

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