
性別不明の遺体が発見された工場火災の現場=7月23日、燕市大関
7月23日午前11時半過ぎ、新潟県燕市大関の製造業「ミズノ」の工場から火が出ていると、通行人から119番通報があった。工場を焼き、焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかった。
燕署によると、工場経営者の80代男性と連絡が取れておらず、遺体は男性の可能性があるとみて、身元や出火原因を調べている。工場では調理器具などを製造していたといい、近隣の建物も一部焼いた。
現場は工場が立ち並ぶ一角にあり、近くの工場に勤める男性(36)は「大きな炎が上がり、灰が飛んで来た。白い煙が周囲に広がっていた」と話した。
燕署は7月24日、木造平屋建ての工場兼事務所約580平方メートルを全焼し、隣接する倉庫など3棟の...
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