［全国高校総体（インターハイ）2024・バスケ男子］インサイド警戒が裏目、３Ｐ次々決められ…　焦り、単調な攻撃… 開志国際、流れつかめず完敗

男子準々決勝　開志国際－美濃加茂　第２クオーター、速攻を仕掛ける開志国際の清水脩真（左）＝福岡県照葉積水ハウスアリーナ（写真映像部・大橋奎介）

男子準々決勝　開志国際―美濃加茂　第１クオーター、開志国際の平良宗龍がシュートを決め、７－１３＝福岡県照葉積水ハウスアリーナ

男子準々決勝　開志国際―美濃加茂　第２クオーター、開志国際の高野拓泉（たくみ）がレイアップシュートを決め、３３－４１＝福岡県照葉積水ハウスアリーナ

男子準々決勝　開志国際―美濃加茂　第３クオーター、開志国際の平良宗龍がシュートを決め、５３－６１＝福岡県照葉積水ハウスアリーナ

男子準々決勝　開志国際―美濃加茂　第４クオーター、３点シュートを狙う開志国際の清水脩真＝福岡県照葉積水ハウスアリーナ

男子準々決勝　開志国際―美濃加茂　美濃加茂（岐阜）に敗れ、悔し涙を流す開志国際の清水脩真（左）の肩を抱き寄せるネブフィ・ケルビン・シェミリー＝福岡県照葉積水ハウスアリーナ

　［インターハイ８月７日］完敗を認めるしかなかった。バスケットボール男子の開志国際は準々決勝で美濃加茂（岐阜）に敗れ、２度目のインターハイ制覇への道は絶たれた。「自分たちのバスケができた時間帯もあるが、流れに乗れなかった」。ダブル主将の一人の清水脩真は、真っ赤な目で力不足を受け入れた。

　高さのある相手留学生を警戒し、インサイドを重視した守備は裏目に。想定以上に３点シュートを決められ、主導権を奪われた。

　第２クオーターは速攻で得点を重ねて同点としたが、そこから「勝ちを焦った感じ」と富樫英樹監督。平良宗龍、千保銀河の３点シュートを中心に攻めたが精度は上がらず、攻撃は単調に。再び点差を付けられると、...