
自宅をリノベーションしてオープンした民泊「コサクレム」の外観=上越市牧区高尾
新潟県上越市牧区高尾集落に一棟貸しの民泊施設がオープンした。集落に住む鈴木一恵さん(43)が自宅だった築30年の木造家屋を約3年かけてリノベーションした。頸城平野を望むリビングや森を思わせる緑を基調にした寝室など、おしゃれでくつろげる空間になっている。鈴木さんは「自然と共に暮らす集落にいるとほっとできる。日常から離れてゆっくり気分転換してほしい」と話している。
鈴木さんは34年前、家族で高尾集落に移住した。2017年から、住民有志が月1回、それぞれの自宅を開放して集落に人を呼び込むイベント「高尾お茶のみ散歩」にホスト側として参加。自宅隣にあった築約150年の古民家を購入して改築し、交流拠点に...
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