幻想的な光景を眺めながら、佐渡産食材を味わった「佐渡ガストロノミー」=佐渡市相川宗徳町
幻想的な光景を眺めながら、佐渡産食材を味わった「佐渡ガストロノミー」=佐渡市相川宗徳町

 新潟県の世界文化遺産「佐渡島(さど)の金山」で、有名シェフのディナーを味わう「佐渡ガストロノミー」が開かれた。国内外から訪れた17人が史跡佐渡金山内にある高任公園で、ライトアップされた「道遊の割戸」を眺めながら、佐渡産食材にこだわったメニューを味わい、ぜいたくな時間を過ごした。

 金山を核にしたインバウンド(訪日客)の消費拡大や、夜間観光の商品づくりを進める目的で佐渡市が主催。米国の三つ星店出身で、横浜でたき火料理店を営むタイラー・バージズさんがシェフを務めた。

 9月14日のディナーに使った食材は高級イチジク「ビオレソリエス」や佐渡牛、アワビなど大半が佐渡産。数カ月前から何度も佐渡入りしている...

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