新潟県内で2023年度に殺処分された犬と猫が計231匹だったことが、9月20日までに県のまとめで分かった。過去最少の228匹だった22年度に比べ、3匹増えた。収容数は1417匹で22年度から182匹減り、県動物愛護センター(長岡市)が開設された12年度以降で最も少なかった。県は「最大限譲渡することで処分数を減らしていきたい」としている。

 23年度の殺処分数は犬が前年度から2匹減の7匹、猫が5匹増の224匹だった。

 殺処分の内訳は、治癒の見込みのない病気や攻撃性があるなどの理由で「譲渡が適切ではない」が計153匹、「譲渡先の確保や適切な飼養管理が困難」が計9匹、「引き取り後の死亡」が計69匹。...

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