新潟県十日町市は10月2日、同市霧谷己の安定型最終処分場で行った観測用井戸の定期検査で、地下水環境基準値を超えるヒ素を検出したと発表した。周辺への影響はないとしている。

 9月18日に地下水を採水し、1リットル当たりヒ素を0・016ミリグラム(基準値0・01ミリグラム)を検出した。月内にも再測定する。

 この処分場ではごみの埋め立ては終えている。市によると、周辺で井戸など地下水の飲用利用はない。