
長岡市役所が入るアオーレ長岡
長岡市で2019年に起きた官製談合事件を機に、市が試行してきた公共工事の入札制度を9月にやめ、事件前の制度へ戻すと決めたことについて、磯田達伸市長は25日の会見で「情報の管理を徹底的に厳しくしていく」と述べ、事件を繰り返さない姿勢を強調した。
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試行してきたのは、最低制限価格を事前に決めない「変動型」で、入札参加者の提示額によって最低制限価格が変わる。情報漏えいが不可能となる効果が期待された。事件を受けて設置した第三者委員会の提言に基づき、20年に導入した。
変動型について磯田市長は、価格が高めになるケースがあるなどとして...
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