
燕・弥彦総合事務組合総務消防局は8月30日、新潟県燕市松橋の最終処分場建設計画地内で実施した地下水調査で、環境基準値を超える鉛、ヒ素、ダイオキシン類を検出したと発表した。健康被害の報告はないという。
2カ所の井戸で6月19日に地下水を採取した。このうち1カ所で1リットル当たり鉛を0・11ミリグラム(基準値0・01ミリグラム)、ヒ素を0・022ミリグラム(基準値0・01ミリグラム)、ダイオキシン類を毒性等量(TEQ)で2・2ピコグラム(基準値1ピコグラム)検出した。
燕・弥彦総合事務組合総務消防局によると、周辺で飲用や農業用、営業用の井戸はない。建設計画も予定通り進めるが、念のため、調査用井戸...
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