えちごトキめき鉄道(新潟県上越市)は10月8日、7月に直江津運転センターで起きた機関車の脱線事故は分岐ポイントを正しい方向に切り替えていなかったのが原因だったと発表した。責任を取り、平井隆志社長と藤山育郎専務の代表取締役2人が役員報酬を3カ月間30%自主返納することを決定。関係した作業員と上司計5人を厳重注意とした。

 事故は7月16日にあり、センター内の「直江津D51レールパーク」に展示していた機関車を...

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