少年女子やり投げ決勝 4位入賞した万徳倖帆(開志国際高)=10月11日、佐賀県佐賀市 SAGAスタジアム
少年女子やり投げ決勝 4位入賞した万徳倖帆(開志国際高)=10月11日、佐賀県佐賀市 SAGAスタジアム

 [佐賀国スポ・10月11日]気持ちを込めた一投で入賞をたぐり寄せた。陸上少年女子Aやり投げの万徳倖帆(開志国際高)は一投目に記録した47メートル29で4位。「ハイレベルな戦いでは、一投目から決めないと8位以内には残れない」と強気な姿勢が結実した。

 一投目で自己ベストの47メートル47へ迫った。だが、その後は思うように修正できず、「狙っていた52メートル台にはつなげられなかった」。

 広島県出身で中学から競技を始めた。高校では野球をするか、陸上をするかで迷ったが、両親の勧めもあり、陸上を選択。新潟で競技に打ち込んだ。最終学年の2024年は4月以降、腰の痛みに悩まされた。記録も伸び悩み、「マジで泣...

残り215文字(全文:515文字)