
選手を後押しする田中達也アシスタントコーチ=聖籠町
J1アルビレックス新潟は、クラブ初のタイトル獲得を懸け、11月2日にYBC・ルヴァンカップ決勝に臨む。サポーターや地域の期待が高まる中、かつてオレンジのユニホームをまとったOBも期待を寄せている。
◆田中達也さん・現役時代はタイトル獲得が転機に 「力出せるよう後押し」
新潟の田中達也アシスタントコーチ(41)は「選手が120%の力を出せるよう、後押ししたい」と力を込める。指導者として初の決勝も、選手時代と変わらない情熱を注ぐ。
新潟で9季プレーし2021年に現役を引退後、コーチへ就任した。3年目の今季も「一方的にならず、選手に納得してもらえる」アドバイスを心がけている。
決勝に向け「相手の特長、戦術などをしっかり提供したい」と、かつて日本代表などで培った豊富な経験を還元するつもりだ。
ヤマザキナビスコ・カップ(現ルヴァン杯)は、自身の転機となった大会でもある。当時...
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