磐越自動車道のバス事故について取材に応じる北越高の灰野正宏校長=6日、新潟市中央区の北越高校
磐越自動車道のバス事故について取材に応じる北越高の灰野正宏校長=6日、新潟市中央区の北越高校

蒲原鉄道本社=6日、五泉市村松の蒲原鉄道

 「本校の生徒が亡くなったことは痛恨の極みだ」。北越高校(新潟市中央区)の男子ソフトテニス部の生徒(17)=新潟市西区=が部活動の遠征中の事故で亡くなった6日、灰野正宏校長は沈痛な面持ちで報道各社の取材に応じた。

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 灰野校長によると、亡くなった男子生徒を含むソフトテニス部の20人は練習試合のため、マイクロバスで福島県富岡町に向かっていた。バスには運転手のほか、1年生8人、2年生6人、3年生6人が乗車。部の顧問がマイクロバスを先導する形で、別の車に乗って同行していた。

 生徒は複数の病院に搬送され、亡くなった男子生徒の遺族や、けが人らの対応のため副校長を現地に派遣した。

 蒲原鉄道(五泉市)の社長らによると、バスは北越高から依頼を受けた営業担当者がレンタカーを手配し、ドライバーは営業担当が知人を通じて紹介したという。レンタカー会社にはドライバー本人の免許証ではなく、営業担当の物を提示していた。これまでにも複数回、営業担当の免許証を提示したケースがあったという。

事故について説明する蒲原鉄道の茂野一弘社長(左)ら=6日、五泉市村松の蒲原鉄道

 会津中央病院(福島県会津若松市)には重軽傷の生徒3人が搬送され、治療を受けた。

 灰野校長は「(生徒の)ケアができるような形で、事実関係を説明したい」と述べた。7日にも在校生や保護者への説明を行う予定という。

◆蒲原鉄道会見 運転手と営業担当者に面識なく

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