
保護猫のシェルターに改装予定の中古物件で、思いを語るディアパウズの山本絵里子代表=佐渡市八幡
飼い主の急死などで行き場を失った猫を一時的に保護するシェルターの整備を、新潟県佐渡市の犬猫保護団体「アニマルレスキュー ディアパウズ」が計画している。島民の高齢化が進み、将来的に飼育困難となる猫が増えかねないため、拠点が必要と判断。築30年以上の中古物件を保護スペースに改装しようと、9月からクラウドファンディングで支援を求めている。
パウズは2018年に発足し、スタッフは25人。佐渡で初めて、保護猫の譲渡会に佐渡保健所と共同で取り組み、100匹以上を新たな飼い主につないできた。野良猫を地域で適正に管理できるよう、捕獲(Trap)して不妊去勢手術(Neuter)後に元の場所に戻す(Return...
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