[新潟県高校駅伝]時間がたつごとに2位との差を広げていった。男子の中越は、全員区間賞と総合力の高さを見せつけ、10秒差で都大路を逃した昨年の雪辱を果たした。
「昨年も走力的に劣っていたわけではなかったが、決め手を欠いたという反省があった」と渡辺裕人監督。練習内容に大きな変化はなかったものの、体操など細部まで丁寧にやることを例年以上にチームで心がけてきた。
2年生に力がある選手がそろう今年の中越は、昨年の悔しさを知る丸山展と保坂玲弥の2年生2人がダブル主将を務める。村田大翔ら3年生と一体となってチームづくりを進めてきた。
昨年アンカーを務め、最終盤で抜かれた経験を持つ3区の丸山は「昨年自分の...
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