
新潟県警三条署は11月6日、三条市内で特殊詐欺の予兆とみられる電話が相次いでいると発表した。身に覚えのない不審な電話には出ないように注意を呼びかけている。
三条署に6日、4件の相談があった。いずれも実在する電話会社をかたり「この電話はあと数時間で使えなくなる」などと自動音声が流れた後、プッシュボタンを押してオペレーターにつながるように誘導し、契約者の調査名目で住所や氏名などを聞き出す手口。
三条市内ではほかに、市役所職員をかたった予兆電話も多発しており、10月28日までに、60代女性が年金の払い戻し名目で現金約546万円をだまし取られたとして三条署に被害を届け出た。
三条署は「電話でお金の話...
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