防疫作業の準備を進める作業員＝１０月２６日午前、上越市
新潟県は１１月６日、上越市の養鶏場で１０月に高病原性鳥インフルエンザが発生したことを受け、この養鶏場から半径３〜１０キロ圏内にある養鶏場１カ所に出していた鶏や卵の搬出制限を１１月７日に解除すると発表した。
半径１０キロ圏内にある養鶏場を対象とした高病原性鳥インフルエンザの検査で、陰性が確認されたため。新たにウイルスが検出されなければ、３キロ圏内の養鶏場に発出している鶏や卵の移動制限も１７日に解除する。
また県は、同じ半径１０キロ圏内で、１１月１日に渡り鳥の飛来地など１１カ所で野鳥を調査した結果、大量死などの異常は確認されなかったとした。野鳥の監視強化は継続する。
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