
反社会的勢力や関係する犯罪に対処する必要性を確認した「県民大会」=11月15日、新潟市中央区
反社会的勢力や関係する犯罪の撲滅を目指す「暴力団等追放・銃器薬物根絶県民大会」が11月15日、新潟市中央区の新潟テルサで開かれた。全国で増えている匿名・流動型犯罪グループ(匿流)による強盗など新たな組織犯罪について、背後に暴力団が関係している可能性があると注意を呼び掛けた。
新潟県警などが主催し、企業関係者、市民ら約500人が参加した。
県警によると、新潟県内の暴力団構成員やその関係者は、2023年末時点で約520人と減少傾向にある。一方で、背後に暴力団がいる匿流の動きが県内でも複数あるとみられるという。
大会では、新潟県警の滝澤依子本部長が「匿流を治安上の新たな脅威とし、犯罪集団の排除に取...
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