
新潟市議会本会議に出席した中原八一・新潟市長=12月3日
体調不良のため自宅療養を続けてきた新潟市の中原八一市長が12月3日、市議会12月定例会に出席した。9月に体調を崩して以降、公の場に姿を見せたのは初めて。療養の経緯を説明し、議会や市の行事を欠席したことを陳謝した。現在も体調は万全ではないとしつつ「能登半島地震など重要な事柄への対応をはじめ、全力で市政運営をしていく」と述べた。
中原市長は療養の経緯について、9月4日のフランス・ナント市訪問の出発直前、東京都内の宿泊先で「激しい吐き気と目まいに襲われた」と説明。その後も不眠などの症状が改善せず、医師から「登庁しての執務は見合わせるべき」だとの診断を受けたという。病名は明らかにしなかった。
療養中...
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