新潟地裁
新潟地裁

 義理の姉を刃物で殺害しようとしたとして、殺人未遂と銃刀法違反の罪に問われた新潟県長岡市、無職の男(56)の裁判員裁判の判決公判が12月17日、新潟地裁(小林謙介裁判長)であった。小林裁判長は懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役4年)を言い渡した。

女性を包丁で切りつける、長岡市の男を殺人未遂容疑で現行犯逮捕

 判決などによると、被告は2023年8月29日、長岡市の住宅で、50代の義姉を木刀の先端に付けた刃渡り約18センチの包丁で突き刺そうとし、手などにけがを負わせた。

 判決で小林裁判長は、争点となった被告の精神状態について、中等症のうつ病による思考の狭まりが動機形成に影響したことは認めた。一方で...

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