えちごトキめき鉄道の車両
えちごトキめき鉄道の車両

 第三セクター鉄道のえちごトキめき鉄道(新潟県上越市)に対し、新潟県と沿線の上越、妙高、糸魚川の3市が2026年度から7年間で計20億〜25億円規模の新たな支援策を検討していることが、12月19日分かった。沿線人口の減少などを背景に厳しい経営が続くトキ鉄の資金不足を補うためで、支援策は2024年度中に正式決定される見込み。

 妙高市が19日、市議会全員協議会で報告した。

 トキ鉄は15年春の北陸新幹線開業に伴いJR信越、北陸線の一部を引き継いで開業した。赤字決算が常態化しており、今後も沿線の人口減などで赤字基調は続くとみられ、県や妙高市によると、32年度には20億〜25億円の資金不足に陥る可能性が...

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