
聖籠中でみらいのたねが保管していた制服=聖籠町蓮潟
新潟県聖籠町蓮潟の聖籠中学校で、制服を無料で貸し出す再利用(リユース)の事業が昨年末で終了した。町のボランティア団体「みらいのたね」が8年間続けてきたが、スタッフの人手不足から継続を断念した。担当者は「事業を引き継いでくれる人がいればサポートしたい」と、後継者を探している。
みらいのたねは地域と学校をつなぐ団体として2000年に発足した。聖籠中の敷地内にある「ふるさとの森」で収穫した梅を使った梅干し作りや、校内に切り絵を貼る活動などに取り組んでいる。
制服のリユース活動は17年に始まった。学校に寄付された制服を無料で貸し出すことで家庭の負担を減らせないかと、メンバーの安尻(あじり)学さん(5...
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