リモート取材に応じる當銘孝仁
リモート取材に応じる當銘孝仁

 東京五輪カヌー代表の當銘孝仁(とうめ・たかのり)=アーネスト=が、所属先との契約が切れる4月に、家族がいる沖縄県へ拠点を移して競技を続けることを、1月29日までに明らかにした。新潟日報社のリモート取材に「今後も新潟との関わりは持ち続けたい」と話した。

 沖縄県出身の32歳。2015年に三条市体協(現スポーツ協会)に所属し、21年の東京五輪ではカナディアンシングル1000メートル準々決勝で敗退した。22年に三条市のアーネストと所属契約を結び、活動してきた。

 パリ五輪に出場できず引退も考えたが、現役続行を決めた。一方、家族が沖縄で暮らしているほか、アーネストとの契約が満了することから、帰郷を決めた...

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