
今冬一番の強い寒気の影響で新潟県内は2月5日、山沿いを中心に大雪に見舞われた。除雪のため高速道や国道で通行止めを実施するなど、交通機関に大きな影響が出た。6日も平地を含めて警報級の大雪が続く見込みで、新潟地方気象台などは不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。
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新潟地方気象台によると、6日午後6時までに予想される24時間降雪量は山沿いが中越で100センチ、上下越で80センチ。平地が中下越で50センチ、上越で40センチ。佐渡は20センチ。
JR東日本は6日、各線で始発から夕方まで運転を見合わせる。上越線の水上(群馬)-小出、磐越西線の喜多方(福島)-馬下、飯山線の戸狩野沢温泉(長野)-十日町、十日町-越後川口などが対象。只見線は会津坂下(福島)-小出で終日運休する。JR西日本は大糸線の糸魚川-南小谷(長野)で一部運休する。
新潟交通は県外と結ぶ高速バスのうち郡山、山形、長野、富山の各線を全便運休する。佐渡汽船は新潟-両津のジェットフォイルを終日欠航する。
学校の臨時休校も予定されている。県教育委員会によると、小学校が長岡市と十日町市の計4校、中学校が十日町市の1校、高校は小千谷市と南魚沼市の各1校を休校する。
◆「いつ通れるようになるのか…」 足止めの県外ドライバーから諦めの声
新潟地方気象台によると、5日午後...
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