共産党新潟県委員会が、今夏の参院選新潟選挙区(改選数1)に独自候補を立てず、同選挙区から出馬を予定する立憲民主党の現職打越さく良(ら)氏(57)に対し、党員らに支持を呼びかける「自主支援」を含め対応を検討していることが2月10日、関係者への取材で分かった。春までに正式な組織決定をするとみられる。

 共産県委員会は1月中に党の中央委員会に対し、打越氏への自主支援を検討していると伝え、10日までに承認を得た。今後、県委員会内で具体的に詰める。

 共産は2019年の参院選の際、無所属で出馬した打越氏を推薦した。今回は昨秋の衆院選以降、立民との間で全国的な共闘の態勢が整っていないとして現段階で推薦は見送...

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