
参院選で支持を訴える社民党の候補者。政党要件達成に向け、危機感を強調する場面もあった=14日、五泉市
20日投開票の参院選で政党要件を失う危機にあった社民党が、比例代表で得票率2・06%となり、辛うじて公選法上の政党要件(2%)を維持した。旧社会党を源流とする「老舗政党」は、参院選を「政党要件の懸かった崖っぷちの選挙」として臨んだ。だが、政権批判票の受け皿になり得ず、参政党をはじめとする新興政党にその座を奪われた。このままでは依然「崖っぷち」で、新潟県内の関係者は安堵もつかの間、再び危機感を募らせている。...
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