見附市の西中学校の卓球部。平日も地域の指導者が入る日がある＝見附市市野坪町
中学校の休日の部活動を地域が担う「部活動の地域移行学校単位で行ってきた公立中学校の部活動を、地域のスポーツ・文化団体、民間クラブなどに委ね、地域単位の活動とする取り組み。少子化が進む中、生徒が継続的にスポーツや文化に親しむ機会を確保することを目的としている。国は２０２３〜２５年度を「改革推進期間」とし、まずは休日、その後は平日を段階的に地域移行する。」が２０２５年度、新潟県の長岡、見附、小千谷の３市でも本格的に始まる。部活動に代わる「地域クラブ」の立ち上げや運営方法は３市で多少異なるものの、指導者や見守り役といった担い手確保が最優先課題であることは共通している。
少子化が進み、１校単独では部活動が持続できない状況や、教員の働き方改革があり、国は部活動改革を進めている。新潟県は２５年度末までに休日の地域移行を完了させる方針で、各自治体が態勢づくりをしている。
中学校が２７校ある長岡市は、９月の地域移行を予定する。休日に活動がある１６種目で、エリア別に「地域クラブ」を立ち上げる。合わせて約１...
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