中学校の50代男性教諭を停職6カ月の懲戒処分…備品購入などで不適正な行為繰り返す／新潟市教育委員会

　新潟市教育委員会は３月１９日、備品購入などで不適正な行為を繰り返したとして、市立中学校に勤める５０代男性教諭を停職６カ月の懲戒処分としたと発表した。教諭は１９日付で依願退職した。

　市教委によると、教諭は２０１７年度から２３年度に、当時勤務していた中学校で、年度当初の計画と異なる物品を管理職の許可を得ずに購入。納品書や請求書を書き換えたほか、本来複数人で実施すべき物品の確認作業を怠っていた。購入された物品は、充電式空気入れやカメラ、水中ポンプなど総額約９０万円に上る。

　市教委によると、教諭は「やりたい授業をするためだった」と説明したという。物品は全て所在を確認済みで、売却や私的流用などの事実はなかったという。

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