ロシアによるウクライナ侵攻を受け、戦禍に苦しむ子どもたちのために国内外の絵本作家24人が描いた絵本「ちきゅうパスポート」の原画展が4月10日〜22日、新潟市西蒲区巻甲のにいだやギャラリー野衣で開かれる。

 「ちきゅうパスポート」は、絵本「あらしのよるに」などを描いたあべ弘士さんと、十日町市の「絵本と木の実の美術館」でも知られる田島征三さんら6人の呼びかけで制作された。

 タイトルには「子どもたちが国境のない世界を自由にはばたけるように」との思いが込められ、スズキコージさんやtupera tuperaといった国内の作家のほか、ウクライナやスロバキアなどからも参加している。

 会場では、作家24人の原...

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