資料館「五郎左衛門」に絵画を贈った和田幸蔵さん(左)=燕市国上
資料館「五郎左衛門」に絵画を贈った和田幸蔵さん(左)=燕市国上

 良寛の書や昔の暮らしを伝える品などを展示する燕市国上の資料館「五郎左衛門」が、8年目の営業を始めた。新たに長岡市の和田幸蔵さん(70)の洋画「まりつきで遊ぶ良寛と子供たち」も加わった。

 資料館は館長の逸見修さん(76)=佐渡市=が、江戸初期から続く妻の実家で、古民家を改装して2018年に始めた。

 和田さんは県展入賞歴もある。2日に新作を寄贈した。180センチ×90センチの作品で、「目立つように黄色を基調にした。昼に遊ぶ良寛さんたちと奥には夕焼けや北斗七星で時間経過を表現した。館長の住む佐渡まで見渡せる」と解説する。

 開館は不定期で12月まで。4月は12〜14日の午前10時〜午後3時半、入場無...

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