JR越後線の新潟駅と白山駅の間に新駅「上所駅」(新潟市中央区)が開業し、15日で1カ月となった。通学や通勤の手段が増え、住民や近隣の新潟南高の生徒らは歓迎。不動産需要の高まりなど、地域が発展する兆しもうかがえる。一方、駅にトイレがないことや周辺の交通渋滞などの課題も見えてきた。(報道部・計良草太)

約200メートル北にある新潟南高の新学期が7日に始まり、にぎわいを増した上所駅。平日午前8時台の登校時間帯は列車が到着するたびに、ホームや周辺の道を制服姿の生徒たちがびっしりと埋め尽くす。
同校によると、...
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