
佐渡保健所は17日、佐渡市の70代女性が有毒植物のコバイケイソウを食べ、嘔吐(おうと)や下痢などの食中毒症状が出たと発表した。女性は入院したが、快方に向かっている。
佐渡保健所によると、女性は15日、佐渡市内の山中でウルイと誤ってコバイケイソウを採取。16日におひたしにして食べたところ、すぐに症状が出たため、市内の医療機関を受診した。専門家が女性が食べた野草を鑑定し、コバイケイソウと断定した。
花が咲く前の若芽のコバイケイソウは、他の植物と間違えやすいという。佐渡保健所は「種類の判定ができない植物は採らない、食べないを徹底してほしい」と呼びかけている。
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