
新潟で過ごした青春時代の思い出を語る小畑健さん。厚い雲に覆われた冬の景色も好きだったという
原作者と組むスタイルで「ヒカルの碁」や「DEATH NOTE(デスノート)」など数々のヒット作を手がけ、「週刊少年ジャンプ」(集英社)などで健筆をふるってきた、新潟市東区出身の漫画家小畑健さん(56)。来月には新潟市で「ヒカルの碁原画展」を控える。第一線で活躍し続ける「絵師」の原点は、地元での日々にある。
小学校時代は引っ込み思案な性格だったが、絵を描くことには夢中になれた。人生初の「連載」は小学3年生ごろ。学級新聞に4コマ漫画を掲載した。その中の一つは、パワフルな祖父をモデルにした刑事もの。「少年ジャンプで初連載した『CYBORGじいちゃんG』は、この漫画が元になっている」と明かす。
新潟東高では、野球部に所属しながら漫画を描いた。16歳で新人漫画家の登竜門とされる集英社の「手塚賞」で、2位に当たる準入選に。核戦争後の地球から脱出する宇宙船が舞台の物語で、徹夜しながら数カ月かけて完成させた。
このことは内緒にしていたが、...
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